クラフト　革(バッグ修理)

バッグ修理	Making		’06/08/06

Before

知人から修理のために預かったバッグ。素材はビニールレザー。	持ち手が、縫い目から切れていました。力が加わる部分に縫い目を横断させるのは、設計が悪いと言わざるを得えなせん。	ストラップを付ける部分も縫い目に沿って、殆ど切れていました。	痛んでいるパーツを取り外しました。これを元に、型紙を起しました。
After

修理を完了しました。修復した本革パーツは、オリジナルのビニールレザーより質感が向上しました。	オリジナルにはあった飾りステッチは省きました。意味のないステッチは、かえって格好悪いと思ったからです。	力が加わる部分の横断するステッチは入れませんでした。	これが、修復に使ったパーツです。縁取りは、1.2mm厚のカーフ（子牛革）、それ以外は2.0mm厚の牛ヌメ革。ブラックのアルコール系の染料で染色した。