モビリオのページ06

　車種が決まれば、仕様を決めることになる。まずは、タイプ（グレード）。モビリオは、下からＹ・Ａ・Ｗの３タイプがある。通常は、一番下のタイプは、かなり見劣りするので、狙いは、Ａタイプか、Ｗタイプになる。両者の違いは次の通りである。

●は標準装備　◎はメーカーオプション

項目	Ａ	Ｗ
イージードアクローザー（両側）	◎Qパッケージ	●
運転席アームレスト	◎Qパッケージ	●
マイクロアンテナ	◎Qパッケージ	●
エアコン	●マニュアル	●オート
シート地	トリコット	ダブルラッセル
電波式キーレスエントリーシステム	●リモコン1個	●リモコン2個
ミスト付き間欠フロントワイパー	●	●バリアブル間欠
車両価格	148万円 Qパッケージ　154万円	159万円
価格差（Wタイプ－Aタイプ）	11万円 Qパッケージ　5万円

　この場合、ポイントになるのが、エアコンである。もし、オートエアコンでないといけないと思うのであれば、Wタイプを選択するしかない。そうでなければ、11万円安いＡタイプで十分だ。もし、小さい子供やお歳よりを乗せる機会が多い場合は、イージードアクローザー（半ドアのスライドドアを完全に閉めてくる機構）があると便利かもしれない。この場合は、ＡタイプでもQパッケージ（6万円高）を選択すれば良い。それでも、Ｗタイプよりは5万円安いのだ。上記以外のメーカーオプションと価格は、次のとおり。

メーカーオプション	価格
HID（ディスチャ-ジヘッドライト）	5万円
4輪駆動	18万円
ナビゲーションシステム	Wタイプ：18万円 Aタイプ：19万円
アルミホイール	5万円
サンルーフ	8万円
サイドSRSエアバッグ	4万5千円
オーディオレス	-2万円

　これらの装備も後からでは付けられないので、始めに注文しておく必要がある。意外と盲点になるのが、「オーディオレス」。もし、好みのコンポやナビゲーションシステムを付ける予定のある人は、これを選択しなければならない。

　ボディ色も購入する時に、決めておかなければならない。注意するのは、タイプによっては、選べない色があったり、別途費用が必要な色があることだ。例えば、モビリオの場合、Yタイプを選択すると、チタニウムM、サテンシルバーM、タフタホワイトしか選べない。また、プリリアントホワイトパールを選択すると、＋３万円の費用が発生する。

　内装色もボディ色によって、変わる場合がある。ボディ色が、紺・赤・白・黒は、内装色がグレー、それ以外は、ベージュ色になる。

　ボディ色は、非常に迷う項目のひとつであるが、基本的には、自分の好みで決めればよい。カタログだけでなく、できれば、実車でも確認もしたい。もし、決められない場合は、カタログの一番始めに載っている色にするのも手だ。もし、下取りのことを考えるなら、ブリリアントホワイトPか、サテンシルバーMをお奨めする。（M＝メタリック、P＝パール）


マスカットシルバー・M	ペールラズベリー・M	アクアブリーズオパール・M	チタニウム・M	ブリリアントホワイト・P

ナイトホークブラック・P	タフタホワイト	ミラノレッド	エターナルブルー・P	サテンシルバー・M

　私が選んだ（正確には、選ばされた）仕様は、次のとおり。

タイプ　Aタイプ（148万9千円）
メーカーオプション　Qパッケージ（6万円）、HID（5万円）、オーディオレス（-2万円）
カラー　ブリリアントホワイト・パール（3万円）

車両価格　160万9千円也

気がついてみたら、Wタイプより高い価格になってしまった。さらに、オーディオレスなので、オーディオ代が別途かかってくる。

後は、ディーラーオプションを選ぶことになるが、最終的にいくらになるか少々不安になってきた。


マスカットシルバー・M	ペールラズベリー・M	アクアブリーズオパール・M	チタニウム・M	ブリリアントホワイト・P

ナイトホークブラック・P	タフタホワイト	ミラノレッド	エターナルブルー・P	サテンシルバー・M