 車は移動するための道具なので、買ってから「シマッタ！」ということにならないように、購入前に試乗してみよう。今回、試乗した車は、バリバリの新車。実は店の人も走らせたことがないとのこと。店の人に走行性能について聞いても、受け売り的な事しか言わなかったのはそのためだったらしい。試乗前の距離計は5km。何と私が筆下ろしをすることになった。鈴鹿サーキット周辺道路を一周した。 |
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 運転してみると視界が良く運転しやすい。後ろも見やすいので、後退する時も苦労することはないだろう。運転席から車の先端位置はわかりにくいが、短いのでぶつける心配はなさそうだ。足回りもブレーキ性能もまずまず。1.5LエンジンとCVT（無段階変速機）の組み合わせはとてもスムーズでマイルド。スポーツモードも設定できる。ガンガン走るというわけにはいかないが、大人３名、子供２名での試乗で、このクラスとしては、特に不満はなかった。 |
 意外だったのが、室内の高さ。身長130cm余の子供が立ったまま移動できる（カタログ値の室内高は1360mm）。車高は、1705mmだが、低床のため、車高1845mmのステップワゴンとほぼ同じ室内高を確保している。また、運転席と同様に後席も視界がよく、小さい子供でも外の景色が良く見え、「電車に乗っているみたい」とのこと。家族の評価も概ね良好で、試乗の結果では、これと言った問題点は見つからなかった。 |
