モビリオのページ
第20回(2002/2/9)

テールゲート

モビリオのテールゲートは、操作荷重の軽さと、小柄な人でも届く高さにより、ミニバンとしては使いやすい。

カタログより引用

図 大きな荷物も
積み降ろしラクラク、
大開口テールゲート&低床フロア


かさばる荷物もそのまま
すっぽり積みこめる高さ・幅。
荷物をあまり高く
持ち上げる必要のない
低い床も特長です。

実際に使ってみて

実は、テールゲートには鍵穴がない。買物帰りには、キーレスリモコンがないと不便を感じるだろう。Wタイプはリモコンが2個付くが、それ以外のタイプで、家族で共有する機会が多いならば、もう一つリモコンがあれば便利だと思う。その場合は、リモコンを追加(1万円ぐらい)することができる。

テールゲートを閉める時、地面から取っ手までが、実測で約185cm。靴を履くので小柄な人でも無理なく届く高さだ。操作荷重も軽いので女性でも楽々開閉できると思う。開口の大きさも十分で、下側の狭いところでも約1mの幅がある。低床のため、荷物の積み下ろしはとても楽。3列目シートを少し前にリクライニングさせれば、釣りなどにも重宝しそうな屋根付きベンチに早変わり。

テールゲートガラス上部には、無塗装の樹脂製のガーニッシュがつく。これは、ガラスがルーフまで回り込んでいるように見せるためのものと思われるが、ガラスとグロスが合っていないのがちょっと残念。

ガラス自体は、サイドパネルまで回り込んでいる大変大きなガラスであるが、テールゲートパネルのオープニングの下辺コーナーRが大きいため、その分は、後方視界を妨げている。この部分は、直角に近くした方が視界が良いのだが、そこは強度の確保を優先した結果だろう。

細かい配慮

マフラーの出し方がユニーク。わざわざパイプを前から出して180度反転して太鼓の外側から後ろに出している。パイプの端末もやや下を向けて目立たないようにしている。

これは、テールゲートを開けて、荷物を出し入れする際や、ラゲッジスペースに座って足をブラブラさせても、熱くなったパイプでスカートの裾や足にダメージを与えないようにするためだと思う。

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