安全性のため、走行中は、テレビ鑑賞、ナビの一部の操作が制限される。それを解除する方法もあるが、事故を起こしたら何もならないので、少々不便を感じるが、これはこれで良しとする。

中身は、アゼスト（クラリオン）であるが、ホンダ用に仕立てられているので、サイズもピッタリだし、取り付けキットや、変換コネクターも必要ない。保証も3年間6万kmと、市販品にはないメリットがある。

ホンダのオーディオスペースは、通常の1DIN（50×178）や2DIN（100×178）より、高さ幅共に大きい。従って、市販品をホンダ車に付ける場合は、その隙間を埋めるための枠をつけなくればならない。

オプションのリモコン（5000円）を購入したが、本体のボタンで操作できるので、無くても良かったかもしれない。

非常に見やすい位置に付く、これは最も重要なことである。機能的には申し分なし。ルート検索が高速。車速センサーとジャイロを搭載しているためGPSの電波が届かないトンネルの中でも正確に自車位置を測定する。FM-VICSが標準装備されている。音声認識装置がついているので、声で操作できる。時計はGPSから受信しているので、誤差が全く無し。ガラス貼りつけアンテナのため、外観を損なわない。オーディオの音が良い。

気になる点

ナビ使用時にオーディオの操作をするには、画面を切り替える必要がある（ボリューム操作は切りかえるなくてもよい）。ボタンが小さいので、操作しにくい。場所にもよるかもしれないが、テレビの映りがいまひとつ。地図用DVD-ROMと音楽CDの挿入口が共用のため、同時使用ができない（但し、外部入力又は、CDチェンジャーとの併用は可能）。MDLPに対応していない。DVDビデオが再生できない。これを装着するには、オーディオレス車を選択しておかなければならないが、そうすると、アルミホイール・サンルーフ・サイドSRSのメーカーオプションが選択できなくなる。