モビリオのページ28

左側は、アンダードアミラーをつけることもできる。（\3,000+工賃0.1H）	AタイプとWタイプには、電動格納式リモコンドアミラーが装備される。格納とリモコンの操作は、運転席フロントドアのアームレスト部分のスイッチにまとめられており、運転姿勢のまま操作できる。ミラーの写り方と、写る範囲もとても良好で、ミラーの視野だけで、駐車場に真直ぐ入れることができる。
	一方、ルームミラーについては、左右・上下共に、やや写る範囲が少なく思えた。防眩機能を使わないのであれば、市販のワイドミラーを装着すると良いと思う。但し、ワイドミラーを装着すると、サンバイザーを下ろした時に干渉することがあるので、注意が必要だ。

最近の低グレード車を除く日本車には珍しくなった無塗装のドアミラー。高級グレード＝ボディ同色と思うところであるが、フロントドアガーニッシュと調和がとられるいるので、色自体はこれで良いと思う。しかし、個人的には、黒で塗装してほしかった。プラスチックの半光沢な雰囲気が高級感に欠けるし、下から覗くと樹脂のウエルドが目立つからだ。但し、これも、コストダウンの積み上げの一つの手法なので、このクラスの車としては仕方ないのかもしれない。

先日、信号で停車しているところ、後ろから走ってきた原動機付自転車のミラーが、私のモビリオの左のドアミラーに接触した。幸い、相手に怪我もなく、すぐに謝罪してきたし、こちらのミラーのダメージも殆どなかった。今まで、何十万キロと車の運転をしてきたが、このような経験をすることは初めてだ。そこで、原因について調べてみた。モビリオのドアミラーは、地上から、約110cmの位置になる。フィットやシビックでは、それが約100cm。実は、この10cmの違いが大きい。なぜなら、一般的な原動機付き自転車のミラーの位置が、地上から110cm～120cmになるからだ。つまり、モビリオのドアミラーの高さは、ストライクゾーンに入ることになる。避けることは難しいが一応気を付けよう。

雨天時、ミラーに雨滴が付着して見にくい場合は、ディーラーオプションで「アクアクリーンミラー」で、それを改善することができる。これは、ミラー表面に親水膜がコーティングしてあるもので、雨滴が粒状になりにくく、文字通り濡れた状態にすることにより視界を確保するというもの。しかし、値段が高い（ブルー\12,000　クリア\9,000　0.2H）ので、まず、購入前に、親水ミラーの効果を体験したいなら、TOTOのハイドロテクトのフィルム又は、スプレーを付けてみると良いだろう。これらは、自動車用品店で数百円で購入できる。

もし、親水ミラーにするなら、フロントドアガラスの撥水又は親水処理も合わせてやっておきたい。