モビリオのページ40

モビリオのテールゲートは、開口部の高さにからも想像できるように、大きな弧を描いて開く。もし、後部を壁に近づけて駐車すると、テールゲートが開くことができなくなる。具体的には、テールゲートのヒンジ部分を回転中心に、半径約1m20cmで回転する。ヒンジの取り付け位置は、バンパーの後端から、約20cm前方についているので、、テールゲートを開けるためには、壁から約1m離す必要がある。ハッチバックは、雨降りでの荷物の出し入れや、晴天時の日除になる面で、メリットがあるが、欲を言えば、もう少しコンパクトに開けばよいと思う。ヒンジを前方にずらす、ガラスハッチを採用する、横開きにする等、コストやウエイト面で厳しいとは思うが、次期モデルに期待したい。

テールゲートを開けるには、壁から約1m離す必要がある。
壁に近づけて駐車し荷物の出し入れをする場合は、ノッチバックの方が有利だ。

モビリオのオーバーハングは、通常のワンボックス車と比較して、50cm程度短い。これは、テールゲートを開ける際に、有利になる。例えば、左の車の場合、車止めまで下がるとテールゲートを開けることができないが、モビリオなら相対的に、50cm前に出して駐車したと同じことになり、同じ条件でも開けることができる。