モビリオのページ78

　トルマリンバンドを自作した。名付けて、「ウサバンドVer.1」。これは、まだ未完成品に付き、参考になるものではないが、開発のプロセスとして、紹介する。


とりあえず家にあった材料で試作品を作ることにした。	1.25スケアの電源コードの被覆を剥がす。	圧着端子をつける。	この銅線が、芯材と、電気の通り道を兼ねる。

熱収縮チューブを被せる。	テープで口を塞ぐ。	反対側のから、トルマリンの粉砕物を詰める。詰め終わったら、テープで口を塞ぐ。使ったトルマリンの量は30g。	取り付ける予定のエアーインテークコネクティング・チューブと350cc缶の径がほぼ同じなので、空き缶に巻きつけておく。

空き缶に巻いた状態で、熱を加える。これで、トルマリンが固定される。	見栄えと、耐久性を向上させるために、コルゲートチューブを巻いた。	これで完成。圧着端子の穴同士を銅線で結んで固定する。	アーインテークコネクティング・チューブに、取り付けた状態。エアーインテーク・パイプを外してから取り付けると、作業しやすい。

　今回の「ウサバンドVer.1」は、家にある材料のみで安上がりに作ったものであり、本来の構想とは違うものである。そういう意味では、まだ評価に値するものではない。但し、全く駄目というものでなく、エンジンが温まってきたころから、停止直前の抜けるような挙動が、若干改善されたように感じた。

　いつになるかは不明だが、今回の経験を生かし、次に作成するVer.2では、もっと効果が得られそうなものを作ろうと思う。