今回使用したものは、株式会社ウエーブのクリアデカール（品番：OF-01-600）B5サイズ3枚入り。ヨドバシカメラで540円で購入。このシートは、アルプス電気株式会社のマイクロドライプリンタ用で、残念ながらインクジェットプリンタでは印刷できない。

推奨プリンターは、アルプス電気株式会社マイクロドライプリンタ MD1000J/D, MD-1300J/D, MD-1500J/D などで、MD-1000以前のプリンタでは特色ホワイトインクカセットが使用できない為、デカールの印刷には適していない。

私は、5年程前に新品で購入したMD-1000Jを使用するが、現時点で、新品で購入できるのは、MD-5500のみであり、アルプス電気のHPで、注文することができる。販売価格は49800円（03年5月現在）。

今回使用するリボン。左から、シアン、マゼンタ、イエロー、ブラック、特色ホワイト、光沢仕上げ

マイクロドライプリンタの特徴は、白が使えること、水に溶けないこと、さらに透明コーティング（光沢仕上げ）やメタリック色が使えること等があげられる。これらの特徴は、デカール作成にとって、とても都合が良いと言える。

もし、既存のステッカーの複製や手書きの絵などのデカールを作りたい場合は、スキャナ又は、デジタルカメラが必要。今回は、ブラザー工業株式会社のMFC-150CLを使用。

データを加工したり、出力するのに、PCと画像処理ソフトは必須。PCは、Windows機 でも、Macintosh機でも問わない。しかし、プリンタが対応しているかを確認しよう。参考までに、MD-1000Jは、Windows用で、MD-1000Dは、Macintosh & Windows用になる。

例えば、本物ステッカーのデカールを作りたい場合は、その現物を準備のが望ましい。しかし、デカールを作るためだけに、それを購入するのは勿体ないと思うなら、現物をデジタルカメラで撮影し、画像処理して使用しても良いと思う。