高速走行体験

本田技術研究所栃木研究所で開催されたホンダ祭に行きました。
高速走行が体験できるイベントをやっていました。
コースは、次の二つがありました。


まるで壁のようなバンクをスポーツカーが走っていました。これは、面白そうだと思い、スポーツコースを体験してみることにしました。	受付で誓約書に記名します。未成年者は、保護者の承認も必要です。よく読むと「私は、怪我をしたり、死亡しても、主催者に損害賠償を請求しません。」というようなことが書かれていました。	誓約書にあんなことが書いてあるので、何だか、だんだん心配になってきました。せめて、屋根のある車の方が安心だと思いました。（乗る車を選ぶことはできません。）

近くで見ると、すごく早いスピードで走るので、さらに不安な気持ちがこみ上げてきました。	やっと僕の順番です。乗せてもらう車は、S2000でした。オープンカーです。大丈夫だろうか？	いよいよスタートです。僕の車の前の白いインテグラ・タイプRには、お父さんが乗りました。

スタートしたら、すごい勢いで加速しました。乗り心地は、少しクッションが固く感じました。
ドライバーの人から「何kmまで出そうか?」と聞かれたので、「最高速度をお願いします。」と答えました。すると、一気に、デジタル表示のスピードメーターが180km/hになりました。今まで体験したことがないスピードでした。
風を直接に感じられ、とても開放的でした。むしろオープンカーで良かったと思いました。
直線から、そのままのスピードでバンクに向かっていきます。目の前にバンクが迫ってくるので、まるで壁に激突するみたいでした。
バンク角は、43度で、立っていられないぐらい急斜面だそうです。しかし、180km/hで走り抜ける時は、遠心力により、垂直に押し付けられ、路面の傾斜が感じられなくなりました。逆に、まわりの景色が傾いているような錯覚をしました。
1周4kmのコースを何周かしましたが、スピードが速いので、あっという間に終わったように感じました。